オフサイト調査報告

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先日、無事にオフサイト調査が終了しましたので報告いたします。

 

予定時間の1分後ぐらいに登録してあった電話に児童育成協会から電話が入りました。

とても丁寧な口調で監査が始まりました。

 

流れとしては、事前提出の書類について気になるところを聞いてくる感じです。

今回事前提出に関すること以外で聞かれたのは、減免給付費についての返金方法ぐらいかと思います。訪問監査でもそこは聞かれるところですね。

他の時間は書類上軽微な漏れの指摘があったのみで、なんと30分で終了しました。。

 

事前の質問で、訪問監査の時と同じ流れになるので書類の準備もお願いしますと言われていたので、毎度のごとく段ボール2箱パンパンに書類の準備をして人員も多めに配置して構えていたので拍子抜けでした。

まーそりゃ資料と電話だけではそれ以上のことはできないわなー。

ホッとした半面、準備に先生たちがかなりの時間を使ってきているので最後に監査員の方には軽く嫌味を言ってしまいました。ごめんなさい。

 

このオフサイト調査は今年度限りの可能性が非常に高いと監査員の方も仰っておりましたので来年度からは、通常の訪問監査が進んでいくことでしょう。

 

他の園さんの情報は聞いていないのでよくわかりませんが、今回のオフサイト調査を担当してくださったのは児童育成協会本部の方でした。念のため確認しましたが委託企業ではなく本部ですという答えでした。

 

 

オフサイト調査はラッキーなのか、どうなのか。

書類等準備できていない園様にとっては非常にラッキーだったと思います。

しっかり、監査のためにもと、日々書類を沢山作っている園様だと少々物足りなさと不信感がぬぐえませんね。

 

事前書類の準備具合によって時間は左右されると思いますが、これから調査を受けられる方はもう一度、軽微な記入漏れ等ないよう見直しをおすすめします。

オフサイト調査??

本日、クライアントの園様から問い合わせがあり調べましたが。

オフサイト調査なるものがはじまった模様です。

 

オフサイト調査とは?

www.kigyounaihoiku.jp

 

らしいです。

 

なんでも、緊急事態宣言発令に伴い1月末日までに立入調査未実施の施設を対象にオフサイト調査に変更ということ。

①実際に実地調査(通常監査)をしません。

②期日までにクラウド上で必要資料、画像等のやり取り。

③実施日に2時間ほどの電話等による調査

④対象期間は前年度から今年度オフサイト調査時点まで

 

らしいです。

 

 

また新しいことになりましたね。

こういう時期ですので仕方のないことかもしれませんが一体どれほどの資料のやり取りになるのか不安です。

 

現地調査がない分、一安心かもしれませんが、なんせ、いつもいきなりなんでビックリしてしまいます。

今後もこの調査のかたちをとるのか、実地調査(通常監査)にもどるのかもわからないみたいなのでドキドキしながら待ちましょう。

 

以上「ビックリしたので書いてみました」でした。

企業主導型保育施設に対する指導・監査の実施について

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今年度の監査の報告です。

やっと先日監査が終わりました。久しぶりの監査でしたので終わるまでヒヤヒヤしながら毎日を過ごして参りました。

今回の監査は、アデコ株式会社、パーソルワークスデザイン株式会社/パーソルマーケティング株式会社の2社が監査委託を受けています。

今回こちらで受けた監査は、児童育成協会本部の方が来られましたので委託企業だけではなく児童育成協会も動いています。
近隣の保育園では、パーソルマーケティング株式会社が監査にまわったみたいですので距離などは関係なくバラバラで動いているのでしょうか。

 

さて、監査の報告ですが、結論から言いますと、、
前回よりかなり優しい印象でした。

 

見る資料も膨大なこととコロナの影響もあって全部に目を通すことはなかったです。
注)こちらの園の雰囲気や、資料の正確さ、丁寧さがあっての信用かもしれませんので、怪しいところはつつかれると思います

 

【保育に関する資料について】
一通りきっちり見られます。
が、基本的な資料が揃っていたら大丈夫です。よくつつきやすいところでは、園児、職員の健康診断や入園児の資料、マニュアルなどです。

 

経理に関する資料について】
ほとんど見ません。法人決算書、保育園決算書、勘定元帳、予算書、出納帳、通帳を見るぐらいです。
当社は、法人決算の他に、社会福祉法人会計会社に保育部門は別途お願いしているので文句のつけようがないぐらいの資料で戦いました。

 

【保育施設の安全目視について】
全く見ません。
調理室も保育室も午睡チェックもありませんでした。コロナの影響で配慮とのことでした。
何日もかけて、清掃をし、監査ロープレもして万全の準備で待機していたのにゼロでした。そのおかげで?今は前より監査基準を意識した無駄の多い経費のかかる体制に生まれ変わりました。ありがとう。

 

 

結果、前回の監査で色々と問題の多かったパ〇ナ等の委託監査で変わってきているのでしょうが「ゆるく厳しく」が今回の印象です。

HPによく監査で指導を受ける10個の項目があります。
たしかによく見ますw
https://www.kigyounaihoiku.jp/wp-content/uploads/2020/08/20200807-03-01.pdf

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他の保育園でも続々と監査始まっていますが、私がビビらせていたこともあってか、全然優しかったですよーとの声が沢山です。
しかし、全ての資料等が約80%以上きっちりしていたらの感想ですので不安な園があれば急いで揃えてください。

 

来年度からは、労務経理は別で監査があります。
認可園と同じ仕組みであれば、毎年どれか一つの監査があります。
① 保育 ②労務 ③経理 が3年でまわります。
監査対象は前期、今期の2年分なので前々期は対象外となります。
企業主導型保育の場合の基準はわかりませんが。。
こちらも、委託監査となりますが、委託決定先の法人をみましたが震えましたね。
どこまで穿り返されるかビクビクしますが、皆さん安全で健全な保育をお願いします。

 

これはあくまでも、今回当社が受けた印象ですので、委託法人や人によって変わってくのがこの監査です。何があっても大丈夫なように日頃からの準備が大切です。

軽微な資料の不備などはどこの園でも出てきますのでそこまで大事なことではなければ口頭指導で終わります。

不安も多いと思いますが、頑張ってください。

子どもを預かってくれない園増える。コロナ禍がもたらしている影響。

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このコロナ禍で皆さんの預けている保育園も様々な影響を受けていると思います。

先日こんな相談を受けました。

「子供が鼻水でてるだけで預かってくれません」

「どこに相談に行ったらいいですか」

 

どこの園でも少なからず以前の状況とは違ってきていますが、特に企業主導型保育園を含む認可外保育園に分類される保育園はこの辺の設定がバラバラで少々きつい印象を受けます。

しかし、これは保育園側も苦肉の策といいますか、認可外な故、行政の支援も情報を指導も手薄になってしまっていることが根本に存在します。

子どもを預かりたくない園なんてないと思いますが、もしうちの保育園でコロナが発生したらと思うと心臓がバクバクします。

実際、関東や近畿でも保育園でコロナが発生→クラスター発生→メディアに出る。

こうなると、今後の運営に大きな影響を及ぼします。

今は、できるだけ自分の保育園を守り抜きたい。という一心で過敏な対応を取らざるを得ない保育園があるのでしょう。特に感染者数の多い地域になればなるほどその流れは強くなります。

逆に認可保育園、認定こども園、幼保連携型等に分類される認可施設では行政の指導ありきな部分が強いので独自の政策はできにくい部分でもあり、理事長や園長は連日ヒヤヒヤしていることでしょう。欲を言えばもっともっと受け入れ基準を高くしてコロナから守ってほしい。自分の法人を守ってほしいと思っています。

認可外、認可園どちらの対応が正解かなんて今は誰にもわかりません。

このような状況では関わる全ての人の協力と理解を得ていかなければならないので様々な意見の中乗り切っていっていただきたい。

 

 

ただ、このような現象はなにも保育園に限ったことではありませんのでご注意を。

一般企業はもちろん。社会福祉事業なんて全体がそういう状況です。

このお盆期間にでも県外の孫や、子供が会いに来るだけで2週間の施設利用禁止など色々ございます。まだ保育園はましな方かもしれません。

 

 

それでも認可外保育園の対応について理解できない、納得いかないことがあれば行政に相談しましょう。

各行政(※お住まいの地域によって管轄は様々です)県、市、区等に認可外保育園の担当部署が存在します。

名称もバラバラなので問合せていただくのが一番早いかと。

例)監査指導課、こども福祉課、こども育成室、保育園設置課、保育指導課など

 

 

企業主導型保育施設の管轄は内閣府、公益財団法人 児童育成協会ですが、ここに問い合わせても時間がかかるだけで、結局管轄の行政に連絡が入る流れになります。

公益財団法人 児童育成協会
〒102-0081東京都千代田区四番町2-12四番町THビル6階
TEL:03-5357-1139 FAX:03-5357-1834

 

 

今後も、第2波、第3派と必ずやってきます。もう来てます。

先日のテレビで、今は野球で例えるなら2回表ウイルスの攻撃に入ったところだそうです。こわい。

気を緩めずステイセーフ! 

未来の宝、子どもたちを、私たちの手で守りましょう。

 

企業主導型保育のコロナ対応について

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各保育園、コロナへの対応ご苦労様です。

地域によって対応は様々で、日々変わる対応と恐怖は凄まじいものがあります。

 

私共の地域では先日、コロナの影響で「特別保育」が実施されました。

 

特別保育とは

医療従事者、又はそれ以外の社会に急務で必要な職業に就く保護者。

ひとり親世帯等、家庭で誰も子供をみれない緊急性のある家庭の保護者。(省略)

以外の子どもは自宅で保育してください。ということです。簡単に言うと。

 

しかしこれは、現在運営がほぼストップしている児童育成協会からはなんら対応ありません。。。

今は、行政の指示に従うことが我々のすがる先なのです。

行政から発信されるものには、認可園、認定こども園にあてた文書となるのでこちらも、認可外保育園はそれを参考に行動してくださいとなっております。

 

 

さぁ、我々のとる行動は

自治体行政の指示に従い、認可園と同じ対応をせざるを得ません。

わかっています。認可園とも認定こども園とも運営費に関しては全く違うということ。

しかし、対応しましょう。

 

ごたごた言ってられません。

まずは、子供、先生の安全確保!

保護者には何度も強く自粛をうながしましょう。

それによって助かる命があります。

保育園が開いていたら仕事も休めません。

誰も特はしません。損は覚悟しましょう。

 

経営は悪化します!

借入制度を使いましょう!

それでも、一般企業からすればかなり手厚く保護されています。

私たちは社会福祉事業なのです。

頑張って乗り切りましょう。

 

当園のコロナへの対応

① 保護者に県や自治体からきている自粛又は特別保育の案内を出す。

② 保護者に登園申出書を書いてもらう。

③ 保護者に必死に協力を仰ぐ。

④ 小さな子供、介護が必要な職員は真っ先に自宅待機してもらう。

⑤ 少なくなった園児に対し最少人数で対応する。

⑥ 期間中園児の自粛に対しては後日日割り計算で返金する。

⑦ 全職員への給与保証をする。

 

 

とてつもなく、精神的にも肉体的にも疲労がでております。

しかし、私共は社会福祉事業をしております。

こんなとき、踏ん張らなくてどうする。

あらためて、先生たちの強さに日々感謝です。

 

共に、頑張ってのりこえましょう。

 

 

 

保育事業者型事業?

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令和2年3月31日

「令和2年度企業主導型保育事業の募集(予定)のお知らせ」

ついにきましたねー。(こんな時期に)

 

要綱をご確認いただくと、前年度までとの変更点は書かれておりますのでご確認ください。

https://www.kigyounaihoiku.jp/download-2

 

 

そこで、とてもよく聞かれる、皆さんが間違って認識している

「保育事業者型事業」「5年以上の経験」について正しておきます。

 

よく言われるのは「今回の募集から保育事業の経験が5年以上なかったら申請できないんですよね」

答えは違います!

 

たしかに、要綱を確認してもそのことに触れず、さらっと保育事業者型事業と書かれているので誤認を煽っているのかともとれますが。。

 

簡単に言うと保育事業者型事業とは、保育を生業にしている事業者のことです。

社会福祉法人○○会、学校法人〇〇会、○○保育園株式会社など、保育事業のみを営んでいることを指します。

ですので、他の事業をされていて昨年企業主導型保育園を開園されていても大丈夫。

初めての人でも大丈夫。

 

その他、そのなかでも条件はありますので誰でもできます。じゃないですのでしっかり募集要項をご確認ください。

 

期限もないので、申請されるかたは急いでくださいー。

 

前にも言いましたが、私は申請しません。

今年度監査について。

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連投します!

今年度の監査状況について。

 

皆様の保育園にも監査は来られましたでしょうか?

今年度は未だ来ていないという園もありますか?

あります。

 

イメージでいうと、新設園には監査が回ったのではないかなと思います。

聞いている話では、地域によってかなりの差がありますが2年目3年目の園には今年、監査が入っていないという話を聞きます。

 

 

しかし、監査内容も前年度のそれとは違い、半日で終わるとても簡易的な監査となっております。せっかく時間をかけて資料を精査したのになんだよ!と思われる園も多いと思われますが、監査員に聞いても毎日少数のグループで日本全国を回り歩いている状況です。すみません。。皆さんスーツケースをコロコロとしながら。。

 

育成協も大変だと思いますので、協力したいし文句はないのですが今後の監査方法についても連絡がありましたね。

今後、財務、労務、設備等は分けて監査するみたいです。

認可保育施設と同じようになってきましたね。

認可保育施設の監査も何度か同行しておりますが、そこまでのクオリティーは出せないでしょう。いろいろな意味で。

行政は、その市町村で常に園の施設長と顔をあわす場面や、常に連絡を取り合う環境にあり、行こうと思えばいつでも行けますが、育成協にそんな時間はありません。

その代わり、書類でのみ判断してくるということなので、ある意味管轄行政のそれより厳しいものになるかもしれません。

 

 

今回、監査で注視されたのが

資料が整っているか、マニュアルが完備されているか、、のみです。

やはり資料。資料さえ整えば今回の監査は簡単にスルー出来そうです。

 

労務状況や財務、保育の質等に関しては別監査でバッチリきそうですので早めのご準備を。

 

まとめ

①監査は毎年来るもんじゃない(今年だけか?)

②今回の監査は半日のみで、書類のチェックのみ。

③育成協は相変わらずのてんやわんや。

 

以上

 

 

次回は、年度完了報告や消費税仕入控除額報告や月次報告など実務的なところに触れてみたいなと思います。

ヒント。

年度完了報告等については、普通の税理士さん会計士さんじゃ全く歯が立ちませんよ。