子どもを預かってくれない園増える。コロナ禍がもたらしている影響。
このコロナ禍で皆さんの預けている保育園も様々な影響を受けていると思います。
先日こんな相談を受けました。
「子供が鼻水でてるだけで預かってくれません」
「どこに相談に行ったらいいですか」
どこの園でも少なからず以前の状況とは違ってきていますが、特に企業主導型保育園を含む認可外保育園に分類される保育園はこの辺の設定がバラバラで少々きつい印象を受けます。
しかし、これは保育園側も苦肉の策といいますか、認可外な故、行政の支援も情報を指導も手薄になってしまっていることが根本に存在します。
子どもを預かりたくない園なんてないと思いますが、もしうちの保育園でコロナが発生したらと思うと心臓がバクバクします。
実際、関東や近畿でも保育園でコロナが発生→クラスター発生→メディアに出る。
こうなると、今後の運営に大きな影響を及ぼします。
今は、できるだけ自分の保育園を守り抜きたい。という一心で過敏な対応を取らざるを得ない保育園があるのでしょう。特に感染者数の多い地域になればなるほどその流れは強くなります。
逆に認可保育園、認定こども園、幼保連携型等に分類される認可施設では行政の指導ありきな部分が強いので独自の政策はできにくい部分でもあり、理事長や園長は連日ヒヤヒヤしていることでしょう。欲を言えばもっともっと受け入れ基準を高くしてコロナから守ってほしい。自分の法人を守ってほしいと思っています。
認可外、認可園どちらの対応が正解かなんて今は誰にもわかりません。
このような状況では関わる全ての人の協力と理解を得ていかなければならないので様々な意見の中乗り切っていっていただきたい。
ただ、このような現象はなにも保育園に限ったことではありませんのでご注意を。
一般企業はもちろん。社会福祉事業なんて全体がそういう状況です。
このお盆期間にでも県外の孫や、子供が会いに来るだけで2週間の施設利用禁止など色々ございます。まだ保育園はましな方かもしれません。
それでも認可外保育園の対応について理解できない、納得いかないことがあれば行政に相談しましょう。
各行政(※お住まいの地域によって管轄は様々です)県、市、区等に認可外保育園の担当部署が存在します。
名称もバラバラなので問合せていただくのが一番早いかと。
例)監査指導課、こども福祉課、こども育成室、保育園設置課、保育指導課など
企業主導型保育施設の管轄は内閣府、公益財団法人 児童育成協会ですが、ここに問い合わせても時間がかかるだけで、結局管轄の行政に連絡が入る流れになります。
↓
公益財団法人 児童育成協会
〒102-0081東京都千代田区四番町2-12四番町THビル6階
TEL:03-5357-1139 FAX:03-5357-1834
今後も、第2波、第3派と必ずやってきます。もう来てます。
先日のテレビで、今は野球で例えるなら2回表ウイルスの攻撃に入ったところだそうです。こわい。
気を緩めずステイセーフ!
未来の宝、子どもたちを、私たちの手で守りましょう。