うつぶせ寝で認可外保育の園児死亡

企業主導型保育とは違うこと書きますがなんとも悲しいことですので書きます。

 

福島市の認可外保育園で、うつぶせ寝が原因で1歳児の園児が死亡したという記事を読みました。

数字上、認可保育と認可外保育を比べると、園で生活している最中で園児が死亡する確率は2倍近いともいわれますが、真摯に受け止める必要があるでしょう。

 

私自身、認可外も認可保育も沢山見学に行かせてもらっていますが、午睡中の先生の行動に関して、認可が認可外がという印象の差は、全くありません。

大きくて、有名な認可保育園でも普通に午睡チェック甘いです。

 

要は、施設長や保育士さんがどれだけ危機感をもって保育に携わっているかというところが重要だと思います。

当園では、もちろん規定にある通りの午睡チェックはしておりますが、それ以上に常に園児の顔、呼吸、体制を確認します。

私自身、午睡チェックに入ると、5分に一回などという果てしなく長い時間放置し、放っておく様な確認はできません。

最低でも1分に1回は園児たちの顔を見回さないと落ち着きません。

 

これが、自分の子だと全然違いますが、園児に対しては最善の注意を払っております。

というか、落ち着きません。

寝ている最中に咳をするだけで、ドキっとしますし、おとなしく寝ている子を見れば、近くに行って呼吸を確認します。

 

これは、認可、認可外関係なく先生たちの危機感の問題です。

 

施設長は、園児の午睡中の先生の仕事を減らしましょう。

っていうか、午睡中に連絡帳書いたり、会議したり、作り物作らせたりし過ぎ!

するなら、しっかり環境を整えるのが先!

 

全く別の業界から入って見た保育の世界はビックリすることが多いです。

 

私は、企業主導型保育が増え、今までとは違う目線で保育に対する危機感が増して、今までの認可保育園からくる、危機感の薄さというか、本質を見直す機会が増えればと思っております。本質です。

 

こんな、悲しい事故はもう起こしてはいけません。

楽しく遊んでた最中に転げて頭を打ったとか、プール遊び中に溺れたとか、給食中に詰まらせたという問題とは次元が違います。

防げた人災です。

 

今回の、園児さん、ご両親の心境は考えるだけで胸が痛くなります。

同じ、保育に携わる人間として本当に申し訳ございません。

 

認可や認可外関係なく、小さな子供を預かっている責任感をもっと持て!!

作業にするな!なんでこんなこともできひんねん!!

 

各施設長さん、もっと気を引き締めんかい!

一番大切な本質を忘れんな!!!

 

私も絶対にこれだけは一生守ります。

 

以上!!